吉田都さんが新国立劇場の次期舞踊芸術監督に
明日(9月1日)、英国ロイヤルバレエ団の最高位プリンシパルを15年間務めた
任期は2年。 現舞踊芸術監督の大原永子さんの補佐を2年務めた後、2020年9月1日
から舞踊芸術監督として新国立劇場バレエ団を率いていくことになります。
個人的には、とても興味深いトピックスなんですが、このことが公益財団法人
新国立劇場運営財団から2ヶ月前に発表されたときに大きなニュースにならず、
現時点でもほとんどの人に知られていません。
現舞踊芸術監督の大原永子さん、1997年に日本人アーティストとして初めて
大英帝国勲章を受章した方なのに、4年前に監督に就任したときは今回以上に
ニュースにならなかった記憶があります。 日本でもっと舞台芸術に対する
注目度が上がればと思っているのですが。
ヨーロッパの安全保障
フランスのマクロン大統領が、ヨーロッパ諸国は軍事防衛面でアメリカ依存から
脱却するべきだと呼びかけました。
トランプ大統領の任期中はアメリカと距離を置きたいというだけでなく、NATO
(北大西洋条約機構)にトルコが入っているので、NATOを骨抜きにしていきたい
のかもしれません。
軍事面でロシアと急接近しているトルコを、フランスやドイツは信用していません。
ヨーロッパの安全保障をどうしていくか、EU諸国では去年から大いに議論されて
いるようです。
EU離脱のイギリスやもともとEUに加わっていないノルウェーも、安全保障面では
EU各国と歩調を合わせるつもりのようです。
トランプ大統領は、NATOのために費やしている予算を減らせれば国民の支持を
増やせると考えているので、軍事防衛面でヨーロッパとアメリカの溝は深まり
そうです。 ただし、アメリカがヨーロッパ各国に配置している部隊は、
アフリカまで担当範囲としているので、アフリカの安全保障にも影響を与え
そうです。
自民党総裁選2018
安倍首相が昨日鹿児島県で自民党総裁選への立候補を表明しました。
桜島をバックにして、色々とカメラ映りに配慮していた印象です。
日曜日に鹿児島県でやったというのは、NHKの大河ドラマを意識
しているんでしょうね。 地方重視の姿勢もアピールしたかった
のだと思います。
野田聖子議員は出馬が難しい状況のようですが、野田議員には女性の
政治参加の割合をアップさせるために尽力し続けてもらいたいです。
自民党は、党員の男女比率を公表していませんが、まずはそういう
ところから変えていく働きかけをしてもらいたいです。
政治と行政の信頼回復などになりそうですが、国民の多くが
関心を寄せている外国人労働者受け入れについても、大いに
論じてほしいと思います。