安倍首相の中国公式訪問
安倍首相が中国公式訪問の日程を終え、昨日帰国しました。
日中平和友好条約締結40周年の記念の年とはいえ、このタイミングで
中国に急接近した日本に対して、戸惑いを感じている国も多いようです。
日本から近づいたというよりは、貿易等を巡ってアメリカと対立し
一帯一路を巡ってヨーロッパと対立している中国が、日本に擦り
寄ってきたというのが本当のところなのではないかと思いますが。
「第三国市場における日中民間経済協力」が今回の友好演出の目玉だった
と思いますが、国際的なスタンダードとルールを中国に教える役割(猫の
首に鈴をつける役割)が日本に回ってきてしまったなあという印象です。
質の高いインフラ(鉄道・地下鉄・道路・発電所・ダムなど)の輸出は、
安倍政権の重要政策の一つなので、利害が一致していなくもないんですが。