準々決勝への道の高く険しいこと
サッカー日本代表のロシアでの冒険は、力を出し切ったものの、"プレミアリーグ
オールスター軍団"と言ってもいいようなベルギー代表に屈する形で終わりを迎え
てしまいました。
日本にとっては2002年の日韓大会・2010年の南アフリカ大会に次ぐ3度目の挑戦
でしたが、準々決勝への道は高く険しいですね。 でも、それは他の多くの国に
とっても同様です。 メキシコは自国開催の2度(1970年と86年)以外は準々決勝に
進出できておらず、94年のアメリカ大会以来7大会連続でラウンド16で敗退して
います。 ロシアは、ソ連時代の1970年以来、48年ぶりの準々決勝進出。 この20年
でもっとも成功を収めているサッカー新興国は、1998年のフランス大会と今大会の
2度準々決勝へ進出したクロアチアくらいでしょうか。
メキシコはオリンピック優勝経験のある(2012年のロンドンオリンピックで金メダル)
国です。 その国でも準々決勝進出をこれだけ阻まれ続けているので、ヨーロッパ・
南米以外の国にとって、ワールドカップ準々決勝への道は、とてもとても高く険しい
のだと認識しないといけないでしょうね。 日本はそれに加えてサッカー新興国です
から(ワールドカップに初出場してからまだ20年)、さらに厳しい道ですね。